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このページは、天野画廊の画廊主・天野和夫の、きわめて個人的な出来事を綴ったものです。
画廊の仕事が、一見個人的であるにもかかわらず、社会的な機能を果たしているありさまを、
おわかりいただけるかと思います。
自他ともに、プライバシーには慎重に配慮いたしますが、うっかりと逸脱している場合は、すみ
やかにお叱りのお言葉をお願い申し上げます。                天野画廊 天野和夫

画廊主
   の
独り言
お叱りのお言葉,ご意見など
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 春の疎水端で


 5月1日

穏やかな春の日に
京都に出かけた。
三条通を東に行くと
疎水端にたどりつく。
疎水の向こうは岡崎
公園。国立近代美術
館や京都市美術館、
動物園、勧業館など
がある文化ゾーンだ。
そめいよしのは終わっ
たが、ボタン桜がまだ
美しく咲いていた。
穏やかな日差しに、
疎水の水面と三者
  
        右下へ

そろって、京都の
春を見せていた。
思わず写真に留
めたくなって、シ
ャッターをきった。
振り向くと、現代
的なビルのスロ
ープに、鳥がとま
っていた。かなり
大型で、大阪の
街中では見られ
ない光景に、一瞬
ペットかと思った。

このビルの2階、スロープを上がったところに、京都では老舗のギャラリー16がある。鳥は「ここがギャラリー16ですよ。」と
言っているようだった。心が和んで絵が見れるのはとてもすばらしい。大阪では絶対に出来ない事だ。


 「彫刻の力」展を見た


 5月3日

今日から始まった「彫刻の力」展を見に行った。大阪を中心に
活躍する中堅と若手の彫刻家21人が展観できる。美術界の
活気が衰えたといわれて久しいが、この展覧会を見ると、まだ
まだ捨てたものではないという気がする。
木彫の菊池孝(46)の個人的呼びかけで集まった展覧会だけに
、ゆっくり時間をかけて企画する美術館のようなまとまりには欠
けるが、逆に大阪らしい雑多なエネルギーを感じさせてくれる。
メンバーの中に、韓国から招待された作家が一人いるのも面白
い。日本人は仕上げの美しさに気を配るが、韓国人はほどほど
でやめてしまう。会場はCASO(海岸通りギャラリー)、地下鉄中
央線大阪港駅下車徒歩5分。会期は5月28日まで。会期中無休
午前11時から午後7時まで開館。入場無料。


 中之島フェスティバル


 5月5日

中之島フェスティバルを見に行った。画廊から5分とかからない。ゴールデンウイーク
らしく、親子連れも多いが私のような熟年層も結構いた。露店が並び、特設ステージ
では、ロックの演奏もあって、昨年同様にぎやかだった。私のお目当ては、公会堂の
中の映画祭。自主制作の映画ばかりだが、若者の新鮮な感性に触れるのが楽しい。
その中の「赤い束縛」は、近く劇場公開がきまったとか。入場料の取れる映画になる
のは、とてもいいことだ。メジャーデビューの第一歩なのだから。


 新緑のころ


 5月14日

朝夕の通勤途中に府立寝屋川高校がある。今は新緑の季節で、手入れの行き届いた松がとても
美しい。いつもは横目にそそくさと過ぎてゆくだけだが、今日は門のすきまから覗いてみた。よく見
ると穂のようなものが一斉に天に向かってまっすぐ伸びている。おびただしい数だ。

正門の向かいの家にはきれいなばらが咲いていた。
咲き乱れているといったほうがぴったりする。駅まで
5分。少し心が和らぐ。

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