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このページは、天野画廊の画廊主・天野和夫の、きわめて個人的な出来事を綴ったものです。
画廊の仕事が、一見個人的であるにもかかわらず、社会的な機能を果たしているありさまを、
おわかりいただけるかと思います。
自他ともに、プライバシーには慎重に配慮いたしますが、うっかりと逸脱している場合は、すみ
やかにお叱りのお言葉をお願い申し上げます。 天野画廊 天野和夫
2004年9月
今朝ついた宅急便は、4kg以内で北海道札幌から1180円だった。明日くる予定の宅急便は、
100サイズ大阪市内間で1160円だ。前者はゆうパック元払い、後者はヤマト着払い。料金計算
の基準も、元払い・着払いの違いもあるが、どうも解せない。中身は同じ中古ノートパソコンの
ジャンク品。このごろ趣味で分解したり組み立てたりしている。経験上、着払いでくるものは、
大きなダンボール箱に詰め物がほとんど、というのが多い。元払いで来るのは、必要十分な詰
物で箱も小さく加工したり、工夫の跡が伺えるものが多い。料金システムは業者によって違いが
あるのは仕方がない。要は利用する側の気配りだろう。そう思って、私が出品したものを、落札
者に発送するときは、ひと手間かけて、コンパクトな梱包に仕立て上げる。なんてことはない、
ふつうのことだと思うのだが、よそ様はそうではないらしい。いやな世の中ですね。
着払い宅急便の気配り
2004.09.09
展覧会をしていると、いろいろな人が見に来る。作品を買ってくれる人だけがきて、気に入った
作品がどんどん売れればいいのだが、話はそう簡単ではない。画廊廻りを楽しみに来る常連
の人たちがいる。東京ではウオッチャ-と呼ぶそうだが、単に見るだけの人と、気に入ったら買
う人がいる。ただし作品を見る目は厳しい。厳しさはコレクターと呼ばれる人たちも同様だが、
コレクターは、あらかじめ情報を収集していて、ある程度的を絞って画廊にやってくる。従って
衝動買いはあまりしない。商業画廊の格は、この種のコレクターをいかに多くひきつけること
ができるかで決まる。現代美術の画廊は、しかし、商業画廊とは趣を異にするので、また別の
基準がある。これについては、いずれまた触れる機会があると思う。
若い作家もよくやってくる。他人の作品をみることは勉強になるというまっとうな理由以外に、
知り合いの作家だから、画廊に興味があるから、自分の展覧会のPRに、と理由は千差万別
だ。こういう人たちの中に、たまに作品を買ってくれる人もいる。
評論家や美術館関係者もやってくる。最新の情報を取り入れるためだ。彼らは情報に興味が
あるので、作品を買うのはまれだ。
同業者もやってくる。同業者は、自分の画廊経営を念頭においているので、チェックポイントが
多い。これについても、また触れる機会を別に持つ。
なんやかんやで、いろいろな人が訪れるが、現代美術の画廊としては、まずその人数が多い
ほどいい評価につながるようだ。その上に、コレクターの出入り、評論家や美術館関係者の来
訪、新聞や雑誌などの報道などで、評価がつみあげられてゆく。商業画廊と違って、売れる
売れない、あるいは営業年数などは、さほど重要ではなさそうだ。
現代美術の画廊の要件
2004.09.15
8月10日付けのこの欄で紹介した北海道・札幌の友人が、今度は奥さんを連れて私の画廊に
来てくれた。前回の約束なので、夕方からゆっくり時間をかけて食事をし、ビールもしこたま飲
んだ。数日前からアレルギーが出ていて、アルコールは禁物なのだが、遠来のお客様なので
ま、いいかってわけで、行き付けの中華料理店の11時の閉店まで歓談した。画廊の仕事の上
での利害関係がないだけに、じつに楽しく飲める。
だが、あとがいけなかった。余裕をもって乗った電車は、一駅乗り過ごす。終電で引き返し、
タクシーで帰宅すると、家ではすごい形相の家内が待っていた。虫の居所が悪いのか不満た
らたらで、口論が始まった。これ以上のことは、プライバシーに触れるので、残念ながらここ
には書けません。お知りになりたい方は、画廊にお越しください。
たまたま東京から帰っていた息子の前で、夫婦喧嘩をしてしまったことが、とても後味が悪い。
それに、収まりかけていたアレルギーがまたぶり返した。
友人から札幌の美術界の様子は、しかしながら、しっかりと聞いておきました。
宴のあと
2004.09.19
日米欧韓の評価基準を比較
2004.09.21