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お叱りのお言葉,ご意見など
画廊主
   の
独り言

このページは、天野画廊の画廊主・天野和夫の、きわめて個人的な出来事を綴ったものです。
画廊の仕事が、一見個人的であるにもかかわらず、社会的な機能を果たしているありさまを、
おわかりいただけるかと思います。
自他ともに、プライバシーには慎重に配慮いたしますが、うっかりと逸脱している場合は、すみ
やかにお叱りのお言葉をお願い申し上げます。                天野画廊 天野和夫

2006年
2008年

麻生首相の内閣改造の目論見が挫折した。最後まで閣僚の入れ替えに固執した首相だが、周囲が
許さなかった。今日の記者会見で、内閣改造を断念し、小幅な人事の補充を発表した首相の表情に
は、悔しさがあふれていた。
この人の表情は、実にわかりやすい。自分の意見が通って記者会見するときは、笑みを浮かべる。
反対意見に押し流されて会見するときには、口をへの字にまげて、ぼやき口調になる。まるで子供が
親にしかられるときのようだ。
首相は、本当はこの日にあわせてウルトラCを用意していた。言うまでもない、東国原知事の入閣だ。
東国原知事に続いて、橋下大阪府知事もターゲットにしていた。すべては総選挙で巻き返しを図るた
めだった。それが、あっけなく崩れ去った。タレント知事の取り込みは、もともと一時しのぎの、いわば
不渡り手形のようなものだから、みえみえの茶番劇。挫折した今、今日の会見では、「もともと念頭に
なかった。」と言い切るしかなかった。
ドタバタの茶番劇が終わった後、何が残ったのか。手足をもぎ取られ、ズタズタになった麻生内閣だ。
もはや自民党は、自己崩壊しかない。

悔しさあふれる会見

7月1日

梅雨明け近しと察したセミが、いっせいに鳴きはじめた。まるで都議選で自民党に代わって第一党に
躍進した民主党のようだ。自民党は都議選の大敗を受けて、今日明日にも解散に踏み切る模様だ。
大敗の責任は、言うまでもなく麻生首相にある。今になってではなく、もっと以前に民意に問う機会を
作るべきだった。決断力の不足は明らかだ。
瀕死の自民党を支え続けた公明党にも大きな責任がある。野党時代の公明党は、福祉や雇用問題
に敏感だった。それが与党となってから、とたんに歯切れが悪くなった。自民党にブレーキをかけるの
を忘れ、相乗り路線を突っ走った結果がこれだ。とうの昔に自民党に縁を切るべきだった。
先がはっきりと見え始めた今、議員も有権者も、勝ち組に鞍替えしようとするのは必至だ。だから総選
挙になると、都議選以上に、勝敗に差がつくだろう。かくして、日本はいよいよ民主党の時代になる。

自民党の大敗

7月13日

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