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2007年12月



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お叱りのお言葉,ご意見など
画廊主
   の
独り言

このページは、天野画廊の画廊主・天野和夫の、きわめて個人的な出来事を綴ったものです。
画廊の仕事が、一見個人的であるにもかかわらず、社会的な機能を果たしているありさまを、
おわかりいただけるかと思います。
自他ともに、プライバシーには慎重に配慮いたしますが、うっかりと逸脱している場合は、すみ
やかにお叱りのお言葉をお願い申し上げます。                天野画廊 天野和夫

2006年1-12月分

年明け早々の大阪府知事選に、タレントでもある橋下弁護士が立候補するらしい。明日正式の
立候補声明が出されるらしいが、一つだけ気になることがある。自公民相乗りの推薦だけは、や
めてほしい。政治のダイナミズムを回復するためにも、民主党は独自の候補を立てるべきだ。参
院選の勝利を受けて、今をおいてほかにはない。もし民主党が、独自候補を見送るなら、それは
自らの首をしめることになる。有権者は注意深く見守っている。橋下弁護士が、明日どのようなビ
ジョンを語るかは、残念ながら、私には興味がない。

大阪府知事選の行方

12月11日

11月分

自民党が選挙公約とした年金の名寄せ作業が、来年3月までに完了しないことが、はっきりした。
会見をした舛添厚生大臣も福田首相も、「確約した覚えはない」、「選挙公約は縮めて言うから曖
昧になるのは当然だ」と居直っている。厚生大臣の「こんなにひどいとは思わなかった」という感想
は、確かに実感だろう。だが、これは国家犯罪であり、被告は社会保険庁の歴代職員全員である。
罪名は、証券等の不実記載のような軽いものではない。詐欺罪および窃盗罪だ。なぜなら、消え
た年金のなかに、着服されたものが相当含まれているからだ。他人の金、しかも実際に支払われ
るのは、数十年先。問題化する頃には、もう時効。そんな甘い考えが社会保険庁全体にはびこって
いたのだろう。
この問題を、社会保険庁だけの問題だと思っていたら大きな間違い。自民党の長期政権の中で、
ぬくぬくと肥大化した官僚組織が、本当の問題だ。ここに至っては、もう政権交代しかないだろう。

年金問題は国家犯罪

12月12日

画廊の終了時間が夕方7時。それからしばらくの間が、いちばんゆっくりできる時間だ。いただきも
ののビールや、ワインが残っていればそれを、無ければポケットの小銭入れをかき回して、自販機
にむかう。そしてパソコンのキーをたたきながら、一方で今日の反省や、明日の予定のことなどを
考える。私の至福の時間だ。
今日は、本年の営業の最終日。3時を過ぎた頃から、周りのオフィスから、続々とサラリーマンが家
路につく。なんとなく元気がなさそうだと感じるのは、私だけだろうか。
私の画廊は、どうだったか。相変わらずの低迷だが、何とかしのいできた。長年続けてきた韓国と
の取引が、少しだけ上向いてきたのが、せめてもの救い。まだまだこれからだ。
最近知り合った、ギャルリーためなが出身の画廊主から、悲しい知らせを聞いた。バブルの頃、た
めながをやめて、独立して3年ほどたって、西武百貨店の美術部に再就職したY氏がいた。その彼
が、2年前にガンで死んだという。西武は業績不振で、辞めていたはずだから、どんな境遇であの
世に旅立ったのか、気がかりだ。
この歳になると、知人がちらほらと他界する。

至福の時間に

12月28日