2007年10月
このページは、天野画廊の画廊主・天野和夫の、きわめて個人的な出来事を綴ったものです。
画廊の仕事が、一見個人的であるにもかかわらず、社会的な機能を果たしているありさまを、
おわかりいただけるかと思います。
自他ともに、プライバシーには慎重に配慮いたしますが、うっかりと逸脱している場合は、すみ
やかにお叱りのお言葉をお願い申し上げます。 天野画廊 天野和夫
1日に迷惑メールが100通は来る。ほとんどが逆援交(性的関係に対して女性から男性に
金銭を支払う)を売り物に、サイトに引き込むものだが、北朝鮮製の偽バイアグラを売り込む
ものもある。また最近は、ロシア語の迷惑メールもたくさん来るようになった。もっともロシア
語だから、これはいったい何を押し売りしようとしているのか判別不能だ。
そんな中で、昨日から頻繁にくるのが、下記のメール。探偵社を装っているが、署名も無け
れば所在地もあかしていないので、迷惑メールであることは明らか。逆援交メールの氾濫
で、今度は覗き見趣味に訴える、新手のやり方だ。始めてこのメールを見た人は、どうせ間
違いメールだろうと思い、他人の秘密をちょっと覗いてみようか、という誘惑に駆られる。だが
ご用心。クリックしたら、あとで膨大な金額の請求書が届くのは間違いない。
送信者:NY探偵社
件名:先週の素行調査の結果です。。
山本 様へ
結論から言いますと、先週の木曜日・土曜日の昼間奥様は、援助交際のアルバイトをして
いました。細かい詳細は、来週書面でお持ちします。
取り急ぎ、盗撮に成功しましたので添付して置きます。
http://www.qeoiq.com/bc=ny&me=sI4D2I8W13THB50H5dDi81
上のサイトは、問題が起こらないように、一部の記号を削除または組替えています。
とにかく、迷惑メールが下品かつ卑劣の度を増しているのが腹立たしい。こんなものは表現の
自由にはまったく当てはまらない。公序良俗に反しているのは明らかで、何とか根絶する方法
は無いのだろうか。
新手の迷惑メール
10月4日