天野画廊は展覧会以外にこんなことをしています

画廊の仕事は、展覧会活動だけではありません。天野画廊は、長年の間に培われた人脈とノウハウを
あらゆる場面に積極的に活用します。ニュートラルな画廊空間と違って、屋外の活動はその場所や目的
に沿いつつ、一歩進んだ提案が要求されます。ここではそれらの仕事の一端をご紹介します。

壁画やモニュメントの制作

三重県伊賀上野市郊外にある産業廃棄物処理の
工場施設周辺の壁面と敷地内にあるモニュメント
兼社名板。最新の処理施設を誇る同社のイメージ
にふさわしいものを、ラフスケッチから提案。壁面
は長さ120メートル。子供からお年寄まで親しめる
動物のイメージでまとめています。社名板も、従来
の堅苦しいイメージを一新。トータルなデザイン性
を持たせています。
壁画は2000年5月完成。社名板は同年8月完成。

芸術にかかわる者が世の動きに無知であっていいはずは
ありません。2003年春、アメリカはイラクに軍事侵攻を開始
しました。天野画廊の呼びかけで、すぐさま20名の美術家
が集まり、思い思いの方法で抗議の意思を表しました。会
場は、大阪市内の生野区にある元鉄工所
広さは約50坪
埃まみれの会場の清掃からはじめ、手作りの展覧会にこ
ぎつけました。作品の展示と併行して、藤枝虫丸をはじめ、
多数のパフォーマンスアーティストも参加しました。
展覧会名は、「21世紀の愚行にNOを!」

発言する展覧会の開催

親しめるイベント

遊休施設の有効利用を兼ねて
画廊ではできないイベントを企
画。場所は大阪東区の元倉庫。
広さは約100坪。
企画・構成 天野画廊

韓国の美術界とつなぐ

天野画廊は1983年に韓国の美術家・金丘林の個展以来、20年以上
にわたって韓国の美術界とつながりを持ってきました。左の写真は、
2001年大阪南港のWTCで開かれたGCC主催の国際展に韓国代表
の美術家・黄賢秀以下6名を招いたオープニングレセプションの様子。
招請は天野画廊が担当。翌年はソウルで100名規模の展覧会をする
にいたった。
下の写真は、韓国大邱のスペースギャラリーで開かれた日本人作家
今井瑾郎(名古屋在住)の個展初日の様子。協力・天野画廊

絵画のコーディネート

家族連れで楽しめる少しおしゃれな焼肉レストランが熊本に誕生。店内の
雰囲気を際立たせる絵画のコーディネートを天野画廊が担当しました。
店舗内すべて同一作家を起用。現在5店舗が稼動中。全店舗に拡大して
同じ作家の絵がまるで個展のように飾られています。画家はキム・プギョ
ン。韓国中南部・全州に住む中堅作家。

これらの写真すべては、画廊主・天野和夫によって撮影されました。

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